ほんとく日記

院士と国医大師2

前回は院士について書きましたので今回は国医大師について。

 

中国人力資源社会保証部・衛生部・中国国家中医薬管理局が管轄する、主任医師・主任薬師及びそれと同等の技術を有する専門職が対象となる。

「二審三公示制」を取り、31省・兵団・社団から選考人が選ばれ、そこからの推薦により最終的に無記名投票によって30名が選ばれる。

第1回は55年の臨床経験が条件だったが、現在は50年以上になっている。

2008年10月28日から始まり、5年に一回行われる。2013年に第2回。2017年に第3回。現在90名の国医大師が存在する(逝去者含む)。

当選条件は増えているが明確なものではない、医業年数では計れない(第一回と第二回で変更があっては厳粛性がない)といった問題も提起されている。

 

60代の大師も女性の大師もいます。

 

鍼灸を治療に取り入れている(過去にも)国医大師は程莘農・賀普仁・石学敏・郭誠傑・呂景山・路志正・吉格木徳がいます(敬称略)。

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