ほんとく日記

古法鍼刺

IMG_20130603_094000 張士傑先生

中国鍼灸界で高名な先生。

国家級名老中医。

 

中国では老中医と称される先生の学術を継承するため、所属病院に伝承工作室というものが設けられます。

各病院の治療方式はそのトップの老中医の影響を色濃く受け、そこに各自の色付けがなされます。

張士傑先生は北京の鼓楼中医院にも永らく在院していました。

以下は先生の伝承工作室の紹介です。

http://www.zsjgzs.com/

 

原因不明・メニエール病・シェーグレン症候群・パーキンソン病・脳血管障害後遺症・痙攣性斜頸・ALS・SLE…

来院する患者様は本当に難病指定の方がほとんどでした。

老中医と称される先生方に共通するものの一例として

・患者の症状の軽減・寛解を主とするため、西洋医学にも造詣が深く否定しない。

・地元(病院)を動かない。

・臨床家であるからこそ、臨床研究論文を書いて発表する。        があります。

 

張士傑先生は鍼一本と一体化していた様に感じます。

病との真剣勝負、「異病同治」を地でいく、一本太い筋の通った先生でした。

 

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