ほんとく日記

好みすれども其あしきをしり、にくめども其のよきをしる

中国医学には「扶正袪邪」と「袪邪扶正」という施術方針があります。

これは正気を補うことで結果的に邪気を取り除くことと、邪気を取り除くことで結果的に正気を補うという考え方です。

どちらも最終的な状態は同じですが、そこまでの過程が異なるということです。

ホースの中で物が詰まった状態(中国医学では厥といいます)をどうするか。

穴をあけて乗り除くことで通りを良くする、もしくは根元の水量を強めて流し通す。

詰り具合や場所を考慮しながら適時使い分けるということです。

 

コメント

  1. オレンジ・マーマレード より:

    歳を重ねる事に、一年過ぎるのは「あっという間」よく耳にする言葉ですよね。
    ですが、私にとって今年は今まで経験したことが無いコトを沢山挑戦した一年であり
    「あっという間」という言葉は当てはまらない年でした。
    今年1月から、本徳先生の元で鍼灸施術を受けさせて頂いた事も、その一つです。
    疼く肩甲骨が施術後、痛みがとれた事に感激し……ペンを持っても震えて字が書けない……指も手も痛くて堪らなかったのに、施術後には、自分の名前が書けるようになる…本当に嬉しかったです。本德先生の施術を受けさせて頂いたからこそ、中医学について、鍼灸について、多くの方に知って頂きたい!という思いが生まれました。

    難病を患ったからこそ、見えた景色。出逢い。想い。考え事の多方面化を得たような気がします。

    本德先生の御家族の皆様も、心穏やかに新年を迎えれますよう心から願っております。今年一年大変お世話になり、ありがとうございました。

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