ほんとく日記

水能载舟,亦能覆舟

浙江省では小学5年生時に「中医薬」の授業が導入されているそうです。6700ヵ所の小学校で約60万名の生徒が中医薬の知識について学ぶ。恐るべし、中国。

浙江省は静岡・福井・栃木県と友好関係にあり、浙江料理は中国八大料理(山東料理、江蘇料理、浙江料理、安徽料理、福建料理、広東料理、湖南料理、四川料理)の1つで、さらに杭州菜、温州菜、紹興菜、寧波菜の4つに分けられます。東坡肉は豚のバラ肉を煮詰めた料理で、日本の角煮といったところでしょうか。北京にも浙江料理店はありました。美味です。

広島大学と交流のある浙江中医薬大学もあり、蘭亭書法芸術学院という4年制の芸術大学もあったり(篆刻や古代漢語、書画鑑定学など)、西湖龍井茶や水晶の産地など、見所たくさんです。

コメント

  1. オレンジ・マーマレード より:

    中医薬って、約2700年余り前から古代中国の伝統医学に扱われている薬の総称の事なんですね。

    当初は365種類(植物薬252種・動物薬67種・鉱物薬46種)だったものが、20世紀後半以降、現代科学導入に伴い飛躍的進歩を遂げ…

    薬効成分を分子の単位まで抽出し、
    現在では12807種類(植物薬11146種・動物薬1581種・鉱物薬80種)に及ぶなんて驚きです。

    伝統的な煎じ薬・丸薬に加え顆粒・カプセル・錠剤も製造 又 筋肉注射・静脈注射にも使用。

    病気の治療効果も大幅にアップして、現在の中国では、既に西洋医学で解明されている病気よりも、西洋医学では未だ解明されていない難病を化学成分で作られた薬ではなく”自然の物で作られた中医薬”で治療する研究を中心に取り組んでいることに、希望の光を感じます。

    人の身体は未だ解明されていない事も非常に多いのでしょうが、日々研究を重ね続けて下さる方々にも感謝致します。

    話がとびますが…

    これだけ高い知能を持った生き物だからこそのメリット・デメリットは、否応なしでも、ついてまわる事でしょうが…
    数世代先を生きる事が出来るかもしれない私達の子孫に、少しでも良い環境を残したいと感じます。

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