ほんとく日記

開宗明義

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北京の普通の道端での一枚です。聞くとお金を払って、自分で運転して土をすくうそうです。

日本では私は見たことがありません。道端のゲームセンターという感じでしょうか…使い方も教えてくれて意外と楽しめました。

 

古籍では一番最初に最も大切な事が書かれていると教わりました。

これを中国語で「開宗明義」といいます。

『黄帝内経』という書物も全元起本では順序が違います。

それだけ時代に沿って当時最も重要とされていた考えを最初にもってこれる古籍で、幅のある経典でもあるのでしょう。数千年経った今でも治療の参考にしたり、文の意味を論議できるのですから素晴らしいものです。昔の物を今に応用できるかはその人次第ということですね。

 

「陰陽」という言葉、本当に深いですね。時代によって、流派によって、本によって、本の中のある篇によって意味は異なってきます。内と外、表と裏、男と女、上と下、臓と腑、腹と背、右と左…施術に応用して効果が出れば正解でしょうけれど、いずれの方法でも効果は出たのでしょうから、正解はないのかもしれません。読む人の読解力で変わってくることには答えが出ず悶々とする半面、想像力をかきたてられる刺激もあります。

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