ほんとく日記

若病ひなからむには皆針を禁ずべし

中国には「白酒」と称される強いお酒があります。よく「日本で飲むと白酒は味が中国のと違うんだよなぁ」と聞きます。

実際日本で売られている白酒にはラベルに「専供日本市場」と書かれたものと、そうでないものがあります。

中国に5年もいたのに知りませんでした。どなたかこの2種で味が違う理由をご存知でしょうか?是非教えて下さい…

この「ほんとく日記」は当初、自分が中国留学5年で見たこと、聞いたこと、感じたことを思いつくままに書き綴る目的で始めたので、原点に帰って今回は中国の話をしたいと思います。

 

鍼灸は病気の時以外は用いるべきではないと書いてある古典もあります。

鍼灸医学は予防医学の一面も持っています。名人と呼ばれる鍼医は病気や症状の芽の段階で処理していたようです。

病気になるには微細な前兆があることが多いですが、身体の中で不調は起き始めているけれども病気や症状がないので、自分では気付いていない事もあります。

中国の全ての場所を見たわけではありませんが、留学時は「養生・摂生」といえば太極拳や気功や灸等、自分で行うものが多かった印象があります。「健康管理」や「病気になりたくないから」鍼灸を受けに来る方を見たことはありませんでした。昔の本には養生の鍼灸が書かれていますが、病気になってから鍼灸治療を受けるというのが中国でも現実のようです。

それ以上に、歩く・体操をする・卓球をする・バドミントンをするといったセルフケアに対する情熱が強いのかもしれません。

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