ほんとく日記

自然治癒力

先日、ジェームスボンドが当初はワルサーPPKではなくベレッタ派だったことを知りました…自分の中の当たり前が壊された一瞬でした。

 

鍼灸でいう「自然治癒力」とは何でしょうか。

東洋医学的な鍼灸治療では必ずといっていいほど出てくる言葉です。

 

教科書的にはツボを刺激することで自然治癒力を引き出すとあります。

自然治癒力を引き出すツボがあるわけではありません。

具体的に何がどうやって自然治癒力が引き出されるのかは難しい所があります。

 

切った傷口が塞がる、熱が下がる、水下痢が止まる…

これは鍼灸を受ける前から元々ある自然治癒力の効果でもあり、鍼灸治療の結果でもあります。

 

滞った血流を改善したり、硬くなった筋肉の緊張をほぐしたり。

鍼と灸で時には繕い、写し、緩め、通し、温め、散らす。

これを定期的に続けることで、状態の良い躰を維持することができ、結果的に自然治癒力を高めることができるのだと考えています。

 

元々ある土台をより強固にする   ⇒   症状がなくても鍼灸を受けて良い

痛んだ土台を修理する       ⇒   発症後の治療

壊れた土台を取り替える      ⇒   手術

 

ということになるのでしょう。

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