李今庸先生
中国著名中医薬学家、内経学家。
以下『国医大師李今庸医学文集』 湖北中医薬大学編 中国中医薬出版社
より先生の紹介を抜粋します。
1925年湖北棗陽市生まれ。幼少時より儒医の家学を継ぎ、7歳から私塾で『論語』『孟子』等の経典に親しみ、1956年から現在まで湖北中医学院(現湖北中医薬大学)にて教鞭をとる。1991年に全国老中医薬専家学術経験継承工作指導老師に選ばれ、「中医薬学術最高成就賞」「中医薬伝承特別貢献賞」「国医楷模」等の称号を得ている。2011年に全国老中医伝承工作室専家に選ばれ、中国中医科学院客座教授及び栄誉首席研究員・中華中医薬学会終身理事等・李時珍学術研究会名誉主任委員・湖北省中医薬学会理事長等を歴任。
第2回目の国医大師です。
故郷である湖北省を離れることなく、湖北省に関する出版書も多数あります。
校勘学・訓詁学・音韻学・方言学・古文字学・歴史学を用いて根拠ある方法で経典の条文を解釈されています。
当然、臨床も。
『古医書研究』『古医書随筆』等、多々ありますが国医大師に選ばれてから論述が整理され出版書が更に増えています。
オリエント第1回中国研修で講義されました。