ほんとく日記

審于調気、明于経隧

閻潤茗先生

当代著名鍼灸名家。

1921年河北省武清県生まれ。

 

以下『閻潤茗 鍼灸臨床60年経験精粹』 閻潤茗主編 中国中医薬出版社

より先生の紹介を抜粋します。(敬称略)

 

1942年河北国医学院を卒業し、趙樹屏・李春萱に師事する。1952年に共産党中医化学化政策により北京医学院医療学部(北京大学医学部)へ。1957年より中国中医研究院西苑医院に勤務。1980年から博士指導教員となり、諸外国で講義。

著作に『鍼灸臨床精要』等がある。

国家中医薬管理局第一批全国老中医薬専家学術経験継承工作指導教師・中国鍼灸学会理事・中国女医師協会常任理事等を歴任。

 

5年に一度選出される「国医大師」、2回目が行われ、初めて女性の先生が選ばれました。女性の先生は上海の凌耀星先生等ご高名ですが、昔から数少なかったようです。

 

婦人科に長け、背兪穴を臨床で多用され、老中医の先生に多い「早吃好,午吃饱,晚吃少」の食習慣だったようです。

オリエント第2回研修でも講義されました。

 

 

西苑医院は、鍼灸科のある総合中医医院として広安門医院・望京医院と並ぶ中国中医科学院の附属病院です。

天安門広場から北西に位置し、現在は改修されて綺麗な病院になり、地下鉄も整備され行きやすくなっています。

総合中医医院には「国際医療部」があり、外国人でも外国語で治療を受けることができます。日本語もしかりです。

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